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導入事例

Google Food Team

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(左)Google Food Team Key Account Manager 荒井 茂太さん(右)Food Manager 大友 努さん

社員や家族の健康と、仕事のパフォーマンスを向上させるミッションを担う Google Food Team。Google Workspace で煩雑な業務を効率化!

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全世界の Google オフィスに併設されている 170 以上の食堂などを運営し、食材の調達から食事の提供、余った食材やゴミのリサイクルなどまで手がける。おいしくて健康的な食事を提供することはもちろん、社員間のコミュニケーションからイノベーションを生む Google の強力な企業文化を後押しする働きも担っている。

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(左)Google Food Team Key Account Manager 荒井 茂太さん(右)Food Manager 大友 努さん

社員や家族の健康と、仕事のパフォーマンスを向上させるミッションを担う Google Food Team。Google Workspace で煩雑な業務を効率化!

お客さまの

Google Workspace を活用し、スタッフ間でのスケジュールやメニュー、イベント情報を共有するなどして効果を上げている。

「社員の健康、今日明日だけでなく 30 年後まで健康で。その家族も健康で」「Google のイノベーションをフードサービスを通じて支える」というミッションを担う Google Food Team。このミッションを実現する活動時間を確保するためにも、煩雑な作業が多く多忙を極める業務の効率化が課題であった。そこで、Google Workspace を活用し、スタッフ間でのスケジュールやメニュー、イベント情報を共有するなどして効果を上げている。

社員の健康とパフォーマンス向上に貢献

おいしくてバラエティに溢れ、健康的な料理が食べられるーー。アメリカの Google 本社にある社員食堂はよく知られているが、本社だけでなく、世界の 170 か所以上に展開しているオフィスにもある。日本では、六本木ヒルズのオフィスに 2 か所の大食堂と 10 か所のミニ・キッチン、および 1 か所のカフェが併設され、連日大多数の社員が利用している。

総勢約 70 人という大規模なチームでこれらの飲食スペースを運営する Japan Food Team。そのミッションの一つは、社員や家族の健康だ。この実現のため、「できるだけローカルの、できるだけ新鮮な旬の素材を使うことをベースに、おいしくて健康によい食事を提供することに力を入れている」と荒井氏は言う。社員の家族の健康のためには、社員向けに素材や調理法についてのセミナーを開催し、社員が自宅で料理にチャレンジするといったことを通じて浸透を図っている。

もう一つのミッション、「仕事のパフォーマンスの向上」。飲食スペースに、普段の業務では特に関係のないチームメンバーが顔を会わせる機会をつくり、そこでのコミュニケーションからいろいろなアイデアや問題解決法の共有、さらにはイノベーションが生まれることを目指すという Google 独自の企業文化を醸成するという重要な使命である。

「Google 社員のひらめきや会話のヒントになるような、新しいフード・エクスペリエンスを提供することが重要なテーマです」

素材へのこだわりで業務が煩雑化

素材にこだわるため、特定の素材を扱う仕入れ先と取り引きすることになる。「通常、効率化のために肉、魚、野菜はそれぞれ 1 カ所からまとめて仕入れるものであるが、私たちは複数の業者から仕入れている」と荒井氏。また、例えば魚は乱獲されたものなど環境を害するものは一切使わないといったポリシーも考慮しなければならない。こうしたことにより、仕入れや経費管理、支払いなどの業務が一般的な社員食堂よりも煩雑化してしまう。

食堂のメニューは、様々な惣菜やパスタ、丼物などのジャンルごとに毎日違うものを 8 週間サイクルで用意している。その折々、季節感のあるメニューに差し替えることも多い。

「一つのメニューが変更されるごとに、栄養士のカロリー計算や栄養バランスのチェック、コスト計算、食材の手配が発生します。また、新メニューは全スタッフに周知徹底させなければなりません。こうしたオペレーションをスムーズに運ぶ必要があります」

全員でのチェックや共有が簡単にできるように

「魚の捌き方」などのイベントを通じて、“食”に関する知識を広めることも Food Team の役割だ。「こうしたイベントは世界各国の Food Team でも行われており、その一覧が Google ドライブで共有されています。

Food Team は、2007 年に荒井氏がマネージャーに就任してスタート。当時のビルに食堂はなく、Google のフードガイドラインに基づいてケータリングを手配することから始めたが、当時から Google Workspace の利用を始めた。「フードガイドラインの共有など Google 本社とのやり取りもあったので、便利さを実感した」と荒井氏は言う。

現在は、主に 3 つの目的に活用している。1 つめは、Google カレンダーによるスタッフのシフト調整や予定の把握、ミーティング設定など。2 つめは、Google ドライブによる、前述のメニュー(変更)の共有だ。

「一つの書類をそれぞれに送る必要がなく、関係者を選んで共有し、コメントし合える機能は非常に便利ですね」

3 つめは、イベントの企画や運営方法などの共有である。前述のとおり社員向けのセミナーや、「魚の捌き方」などのイベントを通じて、“食”に関する知識を広めることも Food Team の役割だ。

「こうしたイベントは世界各国の Food Team でも行われており、その一覧が Google ドライブで共有されています」

カフェにはプロ仕様のコーヒーマシンが置かれており、その使用マニュアルは Google ドライブで共有されている。

そのほか、週次報告書の作成や共有、仕入れや経費の管理・共有など、ドキュメントに関わる業務の全般的に活用している。

「Google Workspace を導入している仕入れ先の業者さんはまだ少ないので、受発注など社外とのやり取りにはまだ活用できていません。これができれば、劇的に効率化できると思います。Food Team として、導入を働きかけていきたいと考えています」と荒井氏は結んだ。

※ Google Workspace は、2020年10月6日以前は G Suite として知られていました。