Google Workspace サービス固有の利用規約
最終更新日: 2025 年 4 月 2 日
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本「Google Workspace サービス固有の利用規約」で定義されていない用語の意味はすべて、Google Cloud 基本契約に付帯する Google Workspace サービス条項、Google Workspace for Education 契約、または Google Workspace(旧称 G Suite)サービスの使用に適用されるその他の該当する契約(以下、いずれも「契約」)の定義に準じます。
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1. データ リージョン。
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1.1 プライマリ データ ストレージ。第 1.2 項(AppSheet のプライマリ データ ストレージ)に従い、お客様が本サービスのサポート対象エディションをご利用の場合、お客様は(a)サービスで許容される範囲内で、構成されたサービスによって使用される対象データを処理するため、および(b)対象データを保管するためにデータ リージョンを選択でき、Google は適用される法律に従って、当該対象データを適宜処理および保管します(以下、データ リージョン ポリシー)。
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1.2 AppSheet のプライマリ データ ストレージ。本データ リージョン ポリシーは、(a)お客様が AppSheet Enterprise Plus を使用し、かつ、(b)エンドユーザーが特定の対象データをデータ リージョンに保存するよう選択した場合に、(本サービスのサポート対象エディションに含まれる場合であっても)AppSheet に適用されます。
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1.3 制限。本データ リージョン ポリシーが適用されないお客様データについては、Google は Cloud のデータ処理に関する追加条項に従い、該当する場合に、そのようなデータを Google または復処理者が管理または処理する任意の施設に保存できます。
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1.4 定義。
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「対象データ」とは、該当するサービスのお客様データのうち、次の主要データのみを指します。
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(a)Gmail: メールの件名、本文、送信者、受信者、添付ファイル。
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(b)Google カレンダー: 予定のタイトル、説明、日付、時刻、招待者、開催間隔、場所、添付ファイル。
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(c)Google Chat: メッセージ(通常のステータス メッセージとカスタム ステータス メッセージを含む)、添付ファイル、チャットルーム名。
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(d)Google Classroom(ストレージに保存されているデータのみ): クラスのタイトル、クラスのお知らせ、教育者が投稿したクラスの課題と資料、独自性レポート、生徒と教育者のクラス名簿、生徒の成績。
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(e)Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google Vids: ファイルの本文、埋め込み画像、図形描画、エンドユーザーが入力した関連コメント。
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(f)Google ドライブ: Google ドライブにアップロードされた元のファイルのコンテンツ(テキスト、埋め込み画像、図形描画、エンドユーザーが入力した関連コメントなど)。
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(g)Google Vault: Google Vault のエクスポート データ。
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(h)AppSheet: AppSheet データベース内のアプリの定義、データソースの設定とアクセス トークン、およびお客様データ。
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(i)Google フォーム(ストレージに保存されているデータのみ): テキスト、埋め込み画像、回答、回答の下書き。
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(j)Google Keep(ストレージに保存されているデータのみ): メモの本文とタイトル、画像、図形描画、音声録音。
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(k)Google Meet: 会議の録画(Google ドライブ内のチャットを含む)、出席レポート、アンケート結果、文字起こし、質問。
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(l)Google サイト(ストレージに保存されているデータのみ): テキスト、埋め込み画像、埋め込みサイト情報、埋め込み HTML / CSS / JavaScript。
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「データ リージョン」とは、
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(a)米国またはヨーロッパ(AppSheet に関するものを除く)または
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(b)ヨーロッパ(AppSheet に関する場合)のいずれかのことです。
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「サポート対象エディション」とは、次のいずれかのエディションを指します。
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(a)G Suite Business
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(b)Google Workspace Enterprise Plus
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(c)Google Workspace for Education Standard
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(d)Google Workspace for Education Plus
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2. Google Vault。以下の規約は Google Vault にのみ適用されます。
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2.1 保持。お客様によって指定された保持期間、または関連する Google Vault ライセンスに適用される注文期間の満了日後は、(a)当該の保持期間の満了前にお客様が保持期間を延長または注文期間を更新した場合、(b)適用される法律または法的手続きにより Google によるデータの削除が禁止されている場合、または(c)データがお客様によって課せられた訴訟のための記録保持(リティゲーション ホールド)の対象である場合を除き、アーカイブされたお客様データを Google が保持する義務を負うことはありません。
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3. Google Workspace Essentials。 以下の規約は、ここに示すように Google Workspace Essentials エディションおよび Google Workspace Essentials Starter エディションにのみ適用されます。
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3.1 休止状態または都合による終了。お客様が Google Workspace Essentials Starter エディションを購入された場合、Google は次の条件で Google Workspace Essentials Starter エディションの提供を終了する権限を有しています。
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(a)30 日前までにお客様に通知したうえで、お客様またはそのエンドユーザーが通知の日付からさかのぼって 60 日連続で管理コンソールにアクセスしていない、もしくは本サービスを使用していない場合、または
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(b)90 日前までにお客様に通知したうえで都合によって、終了できます。
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3.2 技術サポート サービス。Google Workspace Essentials Starter エディションでは TSS を利用できません。
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4. Cloud Search。以下の規約は Cloud Search にのみ適用されます。
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4.1 サードパーティのデータソース。Cloud Search Platform に関連してお客様がサードパーティのデータソースを使用する場合は、お客様と該当するデータソース プロバイダの間の利用規約が適用されます。当事者間において、お客様はかかる利用規約について単独で責任を負います。これには、Google が Cloud Search Platform を提供する際に関連データソースにアクセスし、それを使用することをお客様が許可することも含まれます。
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5. Cloud Identity サービス。以下の規約は、本契約に基づいて提供される Cloud Identity サービスにのみ適用されます。
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5.1 適用契約。本契約に加え、本アカウントに基づくお客様の Cloud Identity サービスの使用が Google Cloud Platform 契約(「GCP 契約」)または https://cloud.google.com/terms/identity(「Cloud Identity 利用規約」)の条項の対象となる場合、(a)本契約、(b)GCP 契約、または(c)Cloud Identity 利用規約の順(優先順位の降順)でドキュメントが優先されます。本項は、本契約の満了または解除後も継続して効力を有します。
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5.2 追加の定義。
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「Google Cloud Platform」とは、その時点の https://cloud.google.com/terms/servicesに記載されているサービスを意味します。
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6. 一般提供前サービス規約。Google は、「早期アクセス」、「アルファ版」、「ベータ版」、「プレビュー版」、「試験運用版」の呼称で示される、またはサービスの概要、関連するドキュメントや資料、もしくはテスト申請(以下で定義)にて類似の呼称で示される一般提供前の Google Workspace の機能、サービス、ソフトウェア(総称して「一般提供前サービス」)をお客様に提供することがあります。一般提供前サービスは通常のサービスとは異なりますが、本第 6 項による修正のもと、お客様による一般提供前サービスの使用は通常のサービスに適用される契約の条項の対象になります。
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6.1 一般提供前サービスへのアクセスおよび一般提供前サービスの使用。
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(a)テスト申請。お客様は、管理コンソールで入手できる申請書または Google から提供される申請書を提出することで、一般提供前サービスのテストユーザーとなることを申請できます(以下、「テスト申請」)。Google は(その時点でテストユーザーに求められるドメインレベルの要件に基づいて)テストユーザーとしてお客様を承認した場合、本第 6 項の条件に従って、その一般提供前サービスをお客様に提供します。該当する一般提供前サービスには、追加利用規約(以下、「特定のテスト規約」)が適用される可能性があります。その場合は、お客様の使用が始まる前に、テスト申請を通してまたは書面で Google から当該規約が提示されます。テスト申請と特定のテスト規約は、本第 6 項に組み込まれています。
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(b)お客様のテストデータの使用。本第 6(d)項(政府機関のお客様に対する使用制限)および第 6(e)項(保護医療情報に関する使用制限)の規定に従い、本契約の機密性保持に関する条項および以下で規定されている場合を除き、Google は、一般提供前サービスおよび Google のすべてのプロダクトとサービスの提供、テスト、分析、開発、改善のため、お客様またはそのエンドユーザーが一般提供前サービスを介して提供、保存、送信または受信した(個人データを含む)データ(以下、「お客様のテストデータ」)を、お客様、エンドユーザー、その他の第三者に対するいかなる制限も義務も負うことなく使用でき、お客様は(必要な同意または通知を取得・提供することを含め)これを保証するものとします。
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https://cloud.google.com/terms/data-processing-addendum(「Cloud のデータ処理に関する追加条項」、略称「CDPA」)に記載されている、お客様データに関する保護と処理義務について Google が定める当該時点で最新の内容にお客様が同意するか両当事者が合意している場合、CDPA における「サービス」としての一般提供前サービスには CDPA が適用されます。明確にするために記すと、本第 6 項は次の修正条項を条件として、CDPA の第 5.2 項(お客様からの指示への準拠)で言及されている「契約」の一部を構成します。
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(i)お客様は、CDPA の第 6.1 項(お客様による削除)、および適用法で許可される範囲において、お客様が一般提供前サービスの使用を許可されている期間(以下、「一般提供前期間」)に一般提供前サービスの機能でお客様のテストデータを削除できない場合があることを認めるものとします。ただし、お客様のテストデータは契約期間の終了時に CDPA の第 6.2 項(契約期間終了時の返却または削除)に従って削除されます。
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(ii)特定のテスト規約に別段の記載がない限り、(A)一般提供前サービスに関与している復処理者(CDPA で定義)に関する情報(職務や所在地など)は、お客様からの要請に応じて Google が書面で提供し、(B)Google は、一般提供前期間中に一般提供前サービスに Google が契約した新しい第三者たる復処理者が関与する場合は、その旨について(復処理者の名前、所在地、活動など)、復処理者がお客様のテストデータの処理を開始する前に、通知用メールアドレス宛てにメールを送信してお客様に通知します。お客様は、復処理者に不服がある場合の唯一かつ排他的な救済措置として、該当する一般提供前サービスの使用を停止できます。
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(c)データの場所またはアクセスの透明性の対象外。本第 6 項に基づいて処理されるお客様のテストデータには、データの場所に関するいかなる要件(本「サービス固有の利用規約」の第 1 項(データ リージョン)を参照)もアクセスの透明性の要件(https://support.google.com/a/answer/9230474 を参照)も適用されません。
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(d)政府機関のお客様に対する使用制限。Google が書面で承認していない限り、連邦政府、中央政府、州政府、省政府、地方自治体、または規制機関を含む(ただし教育を主目的とする機関を除く)米国または他国の政府機関のお客様が一般提供前サービスで使用できるのは、テストデータまたは試験運用データのみです。また、一般提供前サービスに関連して「ライブ」データまたは本番環境データを使用することは禁じられています。
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(e)保護医療情報に関する使用制限。お客様は、HIPAA で定義されている保護医療情報の処理に一般提供前サービスを使用することはできません。
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6.2 変更、中断、中止。一般提供前サービス(その機能を含む)は、お客様に事前に通知することなく、いつでも変更、中断、または中止される場合があります。
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6.3 免責条項。一般提供前サービスは、一切の明示もしくは黙示の保証、またはいかなる種類の表明もなく「現状有姿」で提供され、いかなるサービスレベル契約(SLA)または Google の補償の対象にもなりません。特定の一般提供前サービスに関する特定のテスト規約に明記されている場合を除き、一般提供前サービスは TSS の対象になりません。
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6.4 法的責任。Google は(a)本契約に規定されている責任限度額、または(b)25,000 米ドルのいずれか低い方を超える金額に対して一切の責任を負いません。前述の文は、以下に関する本契約の責任制限の適用除外には影響しません。(1)過失に起因する死または人身傷害、(2)不正行為または詐害的な不実表示、(3)相手方の知的財産権の侵害、(4)適用法のもとで責任を除外または限定できない事項。
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6.5 終了。Google はお客様に書面で通知することで、お客様による一般提供前サービスの使用を、理由のいかんを問わず(他のお客様にその一般提供前サービスの使用を許可する場合も含む)、いつでも終了できます。
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7. 独自ドメインのメールアドレスを使用した証明。次の追加利用規約は、本サービスを使用するために(ドメイン名ではなく)独自ドメインのメールアドレスの証明を行った場合にのみ適用されます。
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7.1 エンドユーザーの招待。お客様は、独自ドメインのメールアドレスを持つ他のユーザーを本サービスに招待できます。お客様による本サービスへの招待を受諾したユーザーは、本契約でお客様のエンドユーザーとみなされます。
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7.2 ドメイン名の所有権の証明。
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(a)証明者による管理権限の取得。個人または法人は、独自ドメインのメールアドレスに対応するドメイン名の所有権をいつでも証明できます(以下、「証明者」)。証明者は、ドメイン名の所有権の証明が完了した直後に、ドメイン名に対応するエンドユーザー アカウントと、それらのエンドユーザー アカウント内の関連データすべての所有権とアクセス管理権限を得ることになります。ドメイン名の所有権の証明が完了すると、お客様とすべてのエンドユーザーにその旨が通知されます。
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(b)ドメイン名の所有権証明後の管理。証明者は、ドキュメントに記載されているとおり、お客様のアカウントおよび当該エンドユーザー アカウントのすべてに関して一定の権限を有するものとします。
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7.3 データ削除。証明者がドメイン名および関連するすべてのエンドユーザー アカウント(お客様のアカウントも含む)の所有権と管理権限を取得する前であればいつでも、お客様およびそのエンドユーザーは、本サービスの機能に矛盾しない方法でお客様データを削除またはエクスポートする、またはエンドユーザー アカウントを削除することができます。証明者がドメイン名および関連するすべてのエンドユーザー アカウント(お客様のアカウントも含む)の所有権と管理権限を取得した後は、Cloud のデータ処理に関する追加条項にこれと矛盾する規定があっても、お客様またはそのエンドユーザーはエンドユーザー アカウントを削除できなくなるほか、本サービスの管理体制によってはお客様データを削除することもエクスポートすることもできなくなります。
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7.4 データ処理に関する指示。証明者がドメイン名および関連するすべてのエンドユーザー アカウント(お客様のアカウントも含む)の所有権と管理権限を取得する前にお客様データの削除またはエクスポートが行われなかった場合、Cloud のデータ処理に関する追加条項の第 6.2 項(契約期間終了時の返却または削除)の規定にかかわらず、お客様は、本「サービス固有の利用規約」によってお客様から Google に以下の指示が出されたものとみなされることに同意するものとします。(a)第 7.6 項(ドメインの所有権証明後の契約終了)の規定に則って本契約が終了した後も、本契約が終了する前にお客様によって削除されなかったすべてのお客様データを保持すること、(b)当該の保持されたお客様データを証明者に対して利用可能にすること。
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7.5 管理に対する同意。該当する場合、お客様は次のことを許可することに同意するものとします。(a)本契約で規定されたアクセス権やその他の権限を証明者が所有すること、(b)本契約で規定されたアクセス権やその他の権限を Google が証明者に付与すること。
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7.6 ドメインの所有権証明後の契約終了。証明者が第三者の場合、その証明者がドメイン名および関連するすべてのエンドユーザー アカウント(お客様のアカウントも含む)の所有権と管理権限を取得すると、本契約は自動的に終了します。明確にするために記すと、その証明者が(別の)Google Workspace 契約に則ってエンドユーザーに付与するいかなる権利にも、この項は影響しません。
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7.7 サービスの制限。サービスおよび機能によっては、ドメイン名の所有権の証明が完了するまでご利用いただけないことがあります。
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8. Google テレフォニー サービス。以下の規約は、(i)Google Voice および(ii)通話の受発信のための Google Meet の使用(「Google Meet テレフォニー」)にのみ、それぞれ該当する場合に適用されます(本第 8 項においては、Google Voice および Google Meet テレフォニーを総称して「Google テレフォニー サービス」と呼びます)。これらの規約には、緊急サービスの制限に関する重要な注意事項が記載されています。内容をよくお読みください。
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8.1 Google テレフォニー サービスの当事者および契約構成。
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(a)Google テレフォニー サービス プロバイダ。該当するサービスおよびテレフォニー プロバイダ一覧に記載された該当する Google 法人(以下、「Google テレフォニー サービス プロバイダ」または「GTSP」)は、該当する Google テレフォニー サービスをお客様に提供します。
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(b)Google テレフォニー契約の構成。該当する GTSP が Google ではなく Google の関係会社である場合、該当する Google テレフォニー サービスに関する限りにおいて、Google は GTSP の正当な権限を有する代理人となり、GTSP を代理して契約を締結し、それに応じて以下が適用されます。
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(i)お客様が、本契約に基づいて注文した他のサービスに加えて Google テレフォニー サービスを注文することを選択した場合、本第 8.1 項と本契約の他の規約(CDPA およびあらゆる責任の制限を含む)は、本第 8.1 項の残りの条項に従い、該当する GTSP とお客様との間で(GTSP の正当な代理人である Google 経由で)Google テレフォニー サービスのみに関して締結される個別の契約(「Google テレフォニー契約」)を形成します。
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(ii)Google テレフォニー契約は、お客様が Google テレフォニー サービスを最初に注文した発効日に効力を生じ、その規約に従って早期に終了する可能性があることを条件に、(A)Google テレフォニー契約がその規約に従って終了するか、(B)本契約が終了または満了するかのいずれか早い時点まで継続します。Google テレフォニー契約は、Google テレフォニー サービスに関してのみ、本契約に優先して適用されます。
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(iii)Google テレフォニー契約においては、「契約」という用語(「サービスの概要」および本「サービス固有の利用規約」の第 8 項にあるものを除く)は「Google テレフォニー契約」に、法人としての「Google」は「GTSP」に、「サービス」または「コアサービス」は「Google テレフォニー サービス」に読み替えられます。
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(iv)お客様は、Google テレフォニー契約に基づく権利および利益を Google ではなく GTSP のみに対して行使でき、Google テレフォニー契約に基づく義務(適用されるすべての料金を支払う義務を含む)を Google ではなく GTSP のみに対して負います。
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(v)本契約の相反する規定にかかわらず、本第 8.1 項と Google テレフォニー契約の他の条項(本契約の「矛盾する条項」および CDPA の「優先」を含む)との間に矛盾がある場合は、本第 8.1 項の条項が優先されます。
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(vi)いずれの当事者も、本契約の「期間と契約終了」の項に定めるとおり、本契約とは別に Google テレフォニー契約を終了できます。第 8.10 項(お客様による Google Voice の終了)に記載されているとおり、お客様が Google Voice の使用を終了した場合、その終了により Google テレフォニー契約は自動的に解除されます。
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(c)地域条項。地域条項は Google テレフォニー契約に組み込まれており、エンドユーザーが地域条項に記載されている国で Google Voice を使用している場合に限り適用されます。
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8.2 Google テレフォニー サービスの提供。
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(a)データの使用。
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(i)データの収集および使用。GTSP は、Google テレフォニー サービスの個人情報開示規約(https://workspace.google.com/terms/service-terms/voice/privacy_disclosure.html)に準拠してお客様データを収集し、使用します。
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(ii)登録者ディレクトリ。お客様から要請があった場合、または法律上の義務がある場合を除き、GTSP がお客様またはお客様のエンドユーザーの Google Voice 番号をディレクトリ サービスに提供することはありません。
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(b)テレフォニー プロバイダ。
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(i)関係会社のプロバイダ。GTSP は、サービスおよびテレフォニー プロバイダ一覧に規定されるとおり、関係会社を通じて Google テレフォニー サービスを提供する場合があります。
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(ii)関係会社以外のテレフォニー プロバイダ。GTSP およびその関係会社は、該当する場合は、Google ではないサードパーティの下請け業者(以下、「テレフォニー プロバイダ」)を通じて、公衆交換電話網(PSTN)経由で通話の着信および発信をルーティングします。テレフォニー プロバイダおよびその所在地は、「サービスおよびテレフォニー プロバイダ一覧」に記載されています。Google テレフォニー サービスを使用することで、お客様は GTSP およびその関係会社に対し、テレフォニー プロバイダに委託して次のことを行うよう指示することになります。
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(1)通話の発信および着信があった場合は、それをルーティングする(該当する場合)。
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(2)当該事業者が所在する国において、独立したデータ管理者として次のようにお客様データを処理する。
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(A)当該ルーティングに必要な最小限の範囲内で、かつ
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(B)適用される法律(欧州のデータ保護法および電気通信規制を含む)を遵守する。
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明確にするために記すと、テレフォニー プロバイダは、CDPA で定義されているところの復処理者ではありません。
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8.3 その他の支払条件。
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(a)Google テレフォニー サービスの請求。お客様またはエンドユーザーによる Google テレフォニー サービスの利用から発生する料金およびその他の費用は、他の Google Workspace サービスとは別に請求され、Google テレフォニー契約の支払い条件が適用されます。
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(b)通話料金。お客様は、該当する場合、本サービスの料金に加えて利用量に基づく通話料金を GTSP に支払います。こうした利用料金は、その時点での該当する通話料金に基づいて算出されます。
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(c)税金。本契約に矛盾する規定がある場合も、また免税証明書の有無にかかわらず、お客様は適用される税金を支払います。請求される税金には、エンドユーザーが Google テレフォニー サービスを使用している国以外の課税当局によって課税される、エンドユーザーによる Google テレフォニー サービスの使用に関連する税金が含まれる場合があります。
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8.4 Google Voice の要件、GTSP の免責条項。
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(a)Google Voice の要件。第 8.4(a)項は Google Voice にのみ適用されるものであり、Google Meet テレフォニーには適用されません。Google Voice を使用するには、別途ブロードバンドまたはモバイルデータ接続、ならびに最小限の技術要件に適合するエンドユーザー デバイスが必要になる場合があります。国外でのローミング、またはその他のローミングで Google Voice を使用すると、モバイル ネットワーク事業者からエンドユーザーに通常より高額の費用が請求されることがあります。
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(b)GTSP の免責条項。GTSP は、次のものにおける遅延、停止、または中断に起因する Google テレフォニー サービスのいかなる中断または障害に対しても責任を負いません。(i)お客様のデータ接続、(ii)テレフォニー プロバイダのネットワーク、または(iii)お客様もしくはエンドユーザー デバイスの動作。モバイル デバイスで Google テレフォニー サービスを使用する場合、モバイル ネットワーク事業者から購入したエンドユーザーの通話またはデータ容量が使用されることがあります。
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8.5 Google Voice の機能。第 8.5 項は Google Voice にのみ適用されるものであり、Google Meet テレフォニーには適用されません。
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(a)番号の割り当てと可用性。Google Voice で電話番号の割り当てが許可されている場合、以下が適用されます。
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(i)番号の有効化には、適用される電気通信規制で要求される情報(お客様の緊急対応用住所や納税者番号など)を GTSP が収集することが必要になる場合があります。
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(ii)一部の国では、割り当て予定の番号の対象地域と、緊急対応用住所が合致している必要があります。
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(iii)番号の有効化は、要請時に直ちに行われるとは限りません。
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(iv)使われていない番号は、お客様のアカウントから削除される場合があります。
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(b)番号ポータビリティ。お客様は、Google Voice で提供される番号割り当ての範囲で、既存の番号を他のサービス プロバイダから Google Voice に移行できます。また、第 8.5(b)(i)および(ii)項を条件として、割り当てられた電話番号を他のサービス プロバイダに解放するよう要求できます。
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(i)お客様の義務。お客様は、(A)移行リクエストに関連して GTSP に提供された情報の正確性、(B)番号の移行に関連する料金(移行されない番号およびプランに関連する料金を含む)、(C)番号が正常に移行されるまでの間に、番号に関連して GTSP に支払うべき料金(適用される法律で許可される範囲内)について責任を負います。
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(ii)サービスの終了。GTSP は、該当するエンドユーザー ライセンスの終了または満了前にお客様が他のサービス プロバイダに番号を移行しなかった場合、当該の終了または満了後に Google Voice 番号を開放できます。
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(c)発信者番号。Google Voice は、技術的に可能な場合、お客様の Google Voice 番号を受信デバイスに表示することを許可します。エンドユーザーは、番号通知を恒久的に非表示にすることも、通話ごとに非表示にすることも可能です。技術的事由により、GTSP は、緊急通報番号への通話を含むあらゆるケースにおいて、Google Voice 番号を非表示にすることができない場合があります。
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(d)番号のブロック。お客様からの要請に応じて、GTSP は技術的に可能な範囲で、Google Voice を使った特定の番号、番号の範囲、番号の種類(付加価値サービスを含む)への発信のブロックまたはブロック解除を行います。
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(e)通話の録音。Google Voice は、エンドユーザーによる個々の通話内容の録音を許可できます。お客様は、適用される法令により同意が必要とされる場合、同意なしに通話内容を録音しないこと、およびエンドユーザーに録音を許可しないことに同意します。
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8.6 Google テレフォニー サービスの制限事項。Google テレフォニー サービスでは次のことができない場合があります。
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(a)オペレーター経由のダイヤルおよびショートコードへの発信(これらの通話には追加料金がかかる場合があります)
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(b)「コレクトコール」または「チャージバック」(代金請求の差し戻し)の使用
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(c)追加料金のかかる電話番号など、特定の番号との通話または接続
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8.7 Google Voice の使用制限。第 8.7 項は Google Voice にのみ適用されるものであり、Google Meet テレフォニーには適用されません。お客様は、地域の適用法令で規定されている法的同意年齢に達していない個人に対して、割り当てられた番号の再割り当て、アクセス権の提供、またはその他の方法による Google Voice の使用の許可を行わないものとします。GTSP は、かかる個人が使用している、またはかかる個人にプロビジョニングされているアカウントを一時停止または恒久的に無効化できます。
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8.8 緊急サービス。第 8.8(a)項は Google Meet テレフォニーにのみ適用されるものであり、Google Voice には適用されません。第 8.8 項のその他すべての項((b)~(f))は Google Voice にのみ適用されるものであり、Google Meet テレフォニーには適用されません。
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(a)一方向ダイヤル。Google Meet テレフォニーの一方向ダイヤル機能を使用するエンドユーザーは、緊急サービス通話を発信することも受信することもできません。エンドユーザーが緊急サービスに発信する別の手段を確保することについては、お客様が責任を負います。
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(b)双方向ダイヤル。Google Voice は緊急サービスへの発信に対応しています。IP ベースの緊急通報サービスには一定の制限があり、以下の条項に記載されているように、従来の緊急通報とは動作も異なります。国ごとの追加制限については、地域規約に記載されています。お客様は、緊急サービスへの発信に関して、次のことを認識し、承諾するものとします。
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(i)緊急通報サービスの説明。Google Voice の双方向ダイヤル機能のエンドユーザーは、緊急サービスに無料で通話を発着信できます。緊急サービスは、エンドユーザーの所在地によって異なります。エンドユーザーが緊急サービスに発信すると、GTSP はお客様が Google に提供したエンドユーザーの電話番号および住所を緊急応答オペレーターに提供します(第 8.8(d)項の「お客様の義務」を参照)。緊急応答オペレーターがこの情報を入手できていない場合もあるため、エンドユーザーは情報の確認を求められることがあります。
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(ii)緊急通報サービスの制限。Google Voice 緊急通報サービスの可用性には次の制限が適用されます。(A)インターネット回線の停止もしくは中断または電力の停止もしくは中断が発生した場合、サービスを利用できない可能性があります。(B)緊急通話は、従来の緊急サービス通報よりも緊急通報受理機関(Public Safety Answering Point: PSAP)に接続されるまで時間がかかったり、話し中の信号が生成されたり、接続されなかったりする可能性があります。(C)緊急通話が PSAP に正常に接続されても、エンドユーザーの電話番号または所在地が自動的に送信されず、緊急サービス オペレーターが折り返し電話をかけられない可能性があります。(D)ローミング中に行われた緊急通話は、エンドユーザーの登録住所に関連付けられた現地の PSAP につながる可能性があります(ローミング中はネイティブの電話機能を使用するよう、お客様がエンドユーザーにアドバイスします)。(E)耳の不自由な方、難聴の方、言語障がいのあるエンドユーザーには、711 またはそれに相当する現地のサービスではなく、TTY または電気通信中継サービスを使用して、現地の緊急サービスに直接電話してください。(F)エンドユーザーがアカウント番号に関連付けられた複数のデバイスを所有している場合、(1)PSAP から折り返し電話が発信されたとき、該当するデバイスが着信音を発しない可能性があり、かつ(2)エンドユーザーの個人電話番号とは異なる番号が緊急オペレーターに表示される可能性があります。(G)エンドユーザーが着信を無効にしている場合、PSAP が折り返し電話をかけられない可能性があります。(H)Google Voice を使用した通話に失敗した場合、エンドユーザーは、エンドユーザーのデバイス上のネイティブの電話機能を使用して緊急通話を完了するように指示される可能性があります。(I)(i)着信専用の Google Voice サービスを使用する場合、または(ii)エンドユーザーのデバイスのネイティブの電話機能を使用してユーザーの携帯通信会社の音声ネットワーク経由で通話を行う場合、この通話サービスを通じて緊急通話を利用することはできません。
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(c)緊急サービスへのテキスト送信。緊急サービスへのテキスト送信は、Google Voice ではサポートされない場合があります。Google Voice を通じて利用できる緊急サービスへのテキスト送信機能は、Wi-Fi ネットワーク上ではサポートされない場合があります。
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(d)お客様の義務。第 8.8(b)項「双方向ダイヤル」に関して、お客様は次の事項に責任を負います。(i)各エンドユーザーの Google Voice 内に登録された住所が、確かにエンドユーザーが Google Voice を利用する現在の住所であること(実際の現住所情報を提供しない場合、緊急通報の際に誤った受理センターにつながり、エンドユーザーへの緊急対応が遅れる可能性があります)、(ii)住所がテレフォニー プロバイダに通知される旨をエンドユーザーに通知すること、(iii)接続後に所在地情報および折り返し用電話番号を PSAP に提供する必要がある可能性についてエンドユーザーに通知すること、(iv)エンドユーザーが緊急サービスへの代替の発信手段にアクセスできることを確認すること、ならびに(v)緊急ダイヤル サービスの制限事項をエンドユーザーに通知すること(お客様は、Google Voice へのアクセスに使用される可能性のあるすべてのデバイスに貼る警告ラベルを、support.google.com/voice/go/emergency-services からダウンロードして印刷できます)。
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(e)緊急速報メール。デバイスが Wi-Fi 専用モードに設定されている場合、または携帯電話サービスが利用できない場合は、Google Voice 経由で緊急速報メールを受信できないことがあります。
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(f)緊急サービスの法的責任に関する免責条項。法律で許容された最大の範囲で、GTSP およびその関係会社は、緊急サービスにアクセスするために Google Voice を使用もしくは使用を試みたことに起因する、またはそれらに関連するあらゆる種類の損害(直接的損害および間接的損害を含む)について、本 Google テレフォニー契約に基づいて(契約、過失を含む不法行為、またはその他の方法であるかどうかを問わず)いかなる責任も負いません。これには、かかるサービスへのアクセス不能、緊急サービス対応の遅延、緊急サービス受理センターもしくはオペレーターの行為、および緊急サービスに提供された情報の不正確さ(緊急サービスへのアクセスの提供を容易にするために、GTSP またはその関係会社によって業務を委託された、テレフォニー プロバイダまたはその他のサードパーティ事業者が提供したもの)が含まれますが、これらに限定されません。
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8.9 停止。Google テレフォニー契約に記載されている停止の権利に加えて、お客様またはエンドユーザーが Google テレフォニー サービスを使用して一括送信もしくは自動メッセージ、または事前に了承を得ていない宣伝メッセージを生成もしくは助長したと GTSP が合理的に判断した場合、GTSP は Google テレフォニー サービスの通話またはメッセージの発着信をブロックすることがあります。
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8.10 お客様による Google Voice の終了。第 8.10 項は Google Voice にのみ適用されるものであり、Google Meet テレフォニーには適用されません。その他のあらゆる解除の権利に加え、GTSP に書面で通知することにより、お客様はいつでも Google Voice の使用を終了できます。お客様は、終了後直ちに Google Voice の使用を停止する必要があります。
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8.11 追加の定義。
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オフライン ドキュメントに「Google Voice サービス プロバイダ」または「GVSP」という記載がある場合、それらの記載は、本「サービス固有の利用規約」および Google テレフォニー契約で使用される「Google テレフォニー サービス プロバイダ」(略称「GTSP」)とみなされます。
9. Google SIP Link。
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9.1 Google SIP Link の追加規約。お客様による Google SIP Link の使用には、以下の規約が適用されます。
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(a)お客様の SIP プロバイダへの電話番号の移行は、当該 SIP プロバイダが実施する必要があります。
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(b)お客様は、Google がお客様に発信して、お客様のトランクの設定または電話番号の所有権を確認する場合があることを認め、これに同意します。お客様は、自動システムからの発信を含め、このような発信を受けることに同意します。
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(c)お客様は、Google SIP Link ユーザーから緊急サービスへのいかなる発信も SIP プロバイダを介して転送されるようにする責任を負います。さらに、お客様は、SIP プロバイダを介した緊急サービスへの発信を目的として、お客様の所在地または住所を最新の状態に保つ必要があります。
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(d)明確にするために記すと、SIP プロバイダは、Cloud のデータ処理に関する追加条項で定義されているところの復処理者ではありません。
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9.2 追加の定義。
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「SIP プロバイダ」とは、Google Voice とは無関係にお客様に電話サービスを提供するシステム インテグレーター、携帯通信会社、またはその他のパートナーを指します。
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10. Google ドライブ。以下の規約は Google ドライブにのみ適用されます。
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10.1 コンテンツ配信のための Google ドライブの使用。Google ドライブは、コンテンツ配信ネットワークとして使用されることを想定していません。Google は、Google の合理的な裁量により、Google ドライブが利用規定(AUP)に違反して使用されていると判断した場合、または動画を含むコンテンツを侵害し、不法に、または大量配信のために使用されていると判断した場合、Google ドライブの使用およびアクセスを制限することがあります。Google ドライブに保管されている動画をお客様のドメイン外で一般に共有する場合、YouTube コミュニティ ガイドライン(https://www.youtube.com/howyoutubeworks/policies/community-guidelines/ または後継 URL に記載)に準拠する必要があります。
11. AppSheet。以下の規約は AppSheet にのみ適用されます。
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11.1 契約の適用。本契約(本「サービス固有の利用規約」を含む)は、エンドユーザー アカウントを介して AppSheet にアクセスするエンドユーザーに関するお客様の AppSheet の使用にのみ適用され、https://www.appsheet.com で購入した AppSheet プランには適用されません。
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11.2 AppSheet の管理。お客様の AppSheet プランに追加の管理機能(https://about.appsheet.com/pricing/ に記載)が含まれる場合、AppSheet の管理および運営のための追加機能は、特別に指定された AppSheet 管理者が利用できるものとします。
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11.3 支払いに関する条項。「価格」の定義を修正します。「価格」とは、追加条項または注文フォームで別段の合意がない限り、https://solutions.appsheet.com/pricing にその時点で記載されている適用価格を意味します。
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11.4 データソース。本サービスに関連してお客様がデータソースを使用する場合は、お客様と該当するデータソース プロバイダの間で合意された利用規約が適用されます。当事者間において、お客様はかかる利用規約について単独で責任を負います。これには、Google が AppSheet を提供するために関連データソースにアクセスし、それを使用することをお客様が許可することも含まれます。
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11.5 AppSheet ソフトウェア。Google が AppSheet ソフトウェア(サードパーティ ソフトウェアを含む場合がある)をお客様に提供する場合、Google は契約期間中お客様に対し、お客様のアプリケーションをエンドユーザーに提供する目的で、AppSheet ソフトウェアを複製および使用するための使用料無料(Google が別途定める場合を除く)の非独占的かつ譲渡不可なライセンスを付与します。また Google は、お客様への通知を伴って追加のライセンス制限を課すことができるものとします。お客様による AppSheet ソフトウェアの輸出、再輸出、譲渡、または使用には、本契約(本サービスの使用に関して課される制限およびコンプライアンス義務を含む。これらはすべて AppSheet ソフトウェアに適用される)が適用されます。また、輸出管理法に基づくサードパーティのライセンス規約および要件が適用される場合があります。Google とお客様の間においては、Google が AppSheet ソフトウェアに含まれるすべての知的財産権を有します。各当事者は、AppSheet ソフトウェアのプロビジョニングまたは使用に適用されるすべての法律および規制を適切に遵守することを表明し、保証するものとします。本契約で明記された場合を除き、AppSheet ソフトウェアは「現状有姿」で提供され、明示的か黙示的かを問わず、保証または表明は一切行われません。
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11.6 無償バージョン.
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(a)制限事項。無償バージョンの AppSheet には制限があります。TSS の対象外であり、AppSheet の一部の機能は無償バージョンではご利用いただけない場合があります。AppSheet の無償バージョンでの使用には、Google の補償義務は適用されません。
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(b)休止状態による終了。Google は、60 日間(i)エンドユーザーが AppSheet にアクセスしていない、または(ii)エンドユーザーのいずれのお客様アプリケーションでもアクティビティがない場合に、30 日前にエンドユーザーに通知を行ったうえで、エンドユーザーに対する無償バージョンの AppSheet のプロビジョニングを終了する権利を有しています。
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11.7 AppSheet の提供終了。Google は、AppSheet または関連する主要機能の提供を終了する少なくとも 12 か月前にお客様に通知します。ただし、AppSheet(または関連する主要機能)を実質的に同等のサービスまたは機能に置き換える場合を除きます。本第 11.7 項(「AppSheet の提供終了」)のいずれの部分によっても、適用法の遵守、重大なセキュリティ リスクへの対処、あるいは多大な経済的負担または重大な技術的負担の回避のために Google が必要な変更を加える権利が制限されることはありません。
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11.8 技術サポート。
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(a)修正。「Google Workspace 技術サポート サービス ガイドライン」(略称「TSS ガイドライン」)の定義を修正します。これらは、その時点で適用されている AppSheet サポート サービス ガイドラインを意味し、その内容は https://www.appsheet.com/Home/TSSG に記載されています。
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(b)お客様のアプリケーション。お客様のアプリケーションの技術サポートについては、お客様が責任を負います。
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11.9 追加の定義。
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「AppSheet ソフトウェア」とは、Google が AppSheet と組み合わせて提供するダウンロード可能なツール、ソフトウェア開発キット、またはその他のコンピュータ ソフトウェアと、Google が AppSheet ソフトウェアに随時加える更新のことです。
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「お客様のアプリケーション」とは、お客様が AppSheet を使用して作成またはホストするソフトウェア プログラムのことです。
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「データソース」とは、Google またはサードパーティのデータソースのことで、https://www.appsheet.com/Home/StartWithData に記載されています。
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12. Workspace 生成 AI サービス。以下の規約は Workspace 生成 AI サービスにのみ適用されます。
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12.1 免責条項。Workspace 生成 AI サービスは、(a)新しいテクノロジーを使用し、(b)不正確または不適切な生成物を提供する可能性があり、(c)Google の見解ではないコンテンツを提供する可能性があります。生成物は、お客様の規制上、法律上、またはその他の義務を満たすよう設計または意図されたものではなく、医療、法律、金融、またはその他の専門的アドバイスの代わりとして使用または依拠するものではありません。
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12.2 類似する生成物。お客様は、場合によっては、Workspace 生成 AI サービスが複数のお客様に対して同一または類似の生成物を提供する可能性があることを認めるものとします。
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12.3 使用禁止に関するポリシー。Workspace 生成 AI サービスにおいては、https://policies.google.com/terms/generative-ai/use-policy にある使用禁止ポリシー(随時更新される可能性があります)が利用規定(AUP)に組み込まれています。
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12.4 使用制限。お客様は生成物を、(a)Workspace 生成 AI サービスまたは他の Google Workspace サービスと競合するモデルを開発するための重要な入力として、または(b)いかなる Google Workspace サービスもしくはそのモデルのコンポーネントをもリバース エンジニアリングまたは抽出するために使用せず、またエンドユーザーにもこれらの目的で使用させないものとします(かかる制限が適用法により明示的に禁止されている場合を除く)。
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12.5 サービスの使用と可用性。お客様は、(a)Google が定める制限を超える様態で Workspace 生成 AI サービスを使用しないこと、およびエンドユーザーにもこのような様態で使用させないこと、(b)Workspace 生成 AI サービスの使用は、https://support.google.com/a/answer/13853332 に記載されるとおり、本サービスの可用性を条件とすることを理解し、これに同意するものとします。
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12.6 年齢制限。お客様は、18 歳未満のエンドユーザーに Workspace 生成 AI サービスを使用させないものとします。上述の内容にかかわらず、お客様が Google Workspace for Education Fundamentals、Google Workspace for Education Standard、または Google Workspace for Education Plus の使用権限を所有している場合(いずれも Gemini for Google Workspace アドオンを使用していない)、お客様は、エンドユーザーによる、本契約の条件に従った Gemini アプリに対するアクセスや使用を有効にできるものとします。お客様がそうしたアクセスや使用を有効にする場合、お客様は、(a)13 歳または該当のデジタル利用に関する同意年齢(いずれか高い方の年齢)に達していないエンドユーザーまたは個人に対して Gemini アプリのアクセスや使用を許可することがなく、(b)13 歳(または該当のデジタル利用に関する同意年齢のいずれか高い方の年齢)から 18 歳までのすべてのエンドユーザーまたは個人について、該当するプライバシー法を含む適用される法律の規定を遵守し、義務を履行する責任を負うものとします(Cloud のデータ処理に関する追加条項を参照)。
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12.7 ヘルスケアに関する制限。お客様は Workspace 生成 AI サービスを、医療アドバイス、医療処置、または診断を提供する臨床目的(明確にするために記すと、非臨床研究、スケジューリング、またはその他の管理作業は制限されない)では使用せず、またエンドユーザーにもこれらの目的で使用させないものとします。また、お客様は Workspace 生成 AI サービスを、臨床、医療、ヘルスケア、もしくはその他の規制当局によって監督されるような様態、または規制当局の許可もしくは承認を必要とするような様態では使用せず、またエンドユーザーにもこれらの様態で使用させないものとします。
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12.8 違反の疑い。Google は、上記(12.4)~(12.7)項の違反の疑いに基づき、お客様による Workspace 生成 AI サービスの利用を直ちに停止または終了することができます。
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12.9 制限。上記(12.6)項および(12.7)項に含まれる制限は、該当する本契約における「制限」または「使用制限」とみなされます。
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12.10 Google の追加の補償義務。
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(a)生成物。本契約に基づく Google の補償義務は、生成 AI 補償サービスからの未修正の生成物が第三者の知的財産権を侵害しているという申し立てにも適用されます。本第(a)項(生成物)は、申し立てが以下に該当する生成物に関わる場合には、適用されません。(i)お客様が侵害の可能性があることを知っていたか知るべきであった、生成物を作成または使用した場合、(ii)お客様が責任を持って生成物を作成または使用するための支援を行うことを意図して Google が提供する出典引用、フィルタ、手順、その他のツールを、お客様が(またはお客様の指示に従い Google が)無視、無効化、または回避した場合、(iii)お客様が権利者またはその委任代理人から侵害申し立ての通知を受けた後に、かかる生成物を使用した場合、(iv)お客様が取引または商業においてかかる生成物を使用した結果として、商標関連の権利に基づいて申し立てが行われた場合。「生成 AI 補償サービス」とは、https://cloud.google.com/terms/generative-ai-indemnified-services に記載されたサービスまたは機能を指します。かかるサービスまたは機能の使用料はお客様の負担とし、クレジットまたは無料枠での使用の対象ではありません。
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(b)トレーニング データ。本契約に基づく Google の補償義務は、生成 AI サービスで使用される Google モデルを作成するために Google がトレーニング データを使用したことが、第三者の知的財産権を侵害しているという申し立てにも適用されます。本補償は、上記第(a)項(生成物)の対象となる可能性がある特定の生成物に関する申し立てには適用されません。
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12.11 トレーニングの制限。Google は、お客様の事前の許可または指示なしに、Google Workspace 生成 AI サービスをサポートする生成 AI モデルのトレーニングや微調整を行う目的でお客様データを使用することはありません。
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12.12 その他の定義。
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「生成物」とは、お客様の Workspace アカウントでお客様もしくはそのエンドユーザーが Workspace 生成 AI サービスを介して送信したデータまたはコンテンツによって、同サービスを介して生成もしくは受信したデータまたはコンテンツを意味します。生成物はお客様のデータです。お客様と Google との間において、Google は、生成物で新しく作成された知的財産の所有権を主張することはありません。
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「Workspace 生成 AI サービス」には、(i) Gemini for Google Workspace および(ii)Google Workspace サービスの生成 AI が持つその他の特性または機能が含まれます。
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13. ユーザー エクスペリエンス調査。お客様が Google Workspace 向けの Google Cloud ユーザー エクスペリエンス調査プログラムに参加する場合、その参加には https://cloud.google.com/terms/user-experience-research に掲載されている Google Cloud ユーザー エクスペリエンス調査パネルに関する追加条項が適用されます。
14. クライアントサイド暗号化。Google とお客様の間において、お客様が選択した外部暗号鍵管理サービス(クライアントサイド暗号化で使用するために外部暗号鍵管理サービスにより生成されたすべての暗号鍵を含む)のすべての側面について、お客様が単独で責任を負うものとします。CDPA にこれと矛盾する規定があっても、暗号鍵の紛失、盗難、破損が発生した場合、Google はいかなる暗号鍵も、あるいはその暗号鍵によって暗号化されたいかなるお客様データも復元できません。外部の鍵管理サービスが中断された場合、または利用できなくなった場合、クライアントサイド暗号化は該当するすべてのサービスで完全にご利用いただけなくなります。
15. 電子署名。以下の規約は、Google ドキュメントおよび Google ドライブの電子署名機能(以下「電子署名」)にのみ適用されます。
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15.1 対象エディション。電子署名は、以下の Google Workspace エディションに含まれます。
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(a)すべての Google Workspace Business エディション(Google Workspace Business Starter を除く)
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(b)すべての Google Workspace Enterprise エディション
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(c)すべての Google Workspace Essentials エディション(Google Workspace Essentials Starter を除く)
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(d)Google Workspace for Education Plus
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15.2 電子取引。電子署名を利用することにより、お客様またはエンドユーザーは、関連するドキュメントの相手方当事者(エンドユーザーの場合があります)と電子的に取引します。明確にするために記すと、Google による電子署名の提供により、Google が電子署名を通じて署名または締結されたドキュメント(以下「電子署名済みドキュメント」)の当事者となったり、Google がそのようなドキュメントにより拘束されたりするものではありません。
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15.3 内容に関する責任および法的要件。ドキュメントへの署名または締結のために電子署名を利用する場合、お客様およびエンドユーザーは以下について責任を負います。
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(a)ドキュメントの内容
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(b)関連するすべての法域の適用法により、ドキュメントの電子的な(手書きによらない)署名または締結が許可されているか確認すること
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(c)ドキュメントの性質に関連する手続き(証人に関する要件など)を含め、すべての関連法域においてドキュメントの法的有効性または執行可能性のために要求される署名または締結手続きが遵守されるよう確認すること
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15.4 免責条項。Google は、適用法により許容される最大限の範囲において、いかなる法域においても、電子署名済みドキュメントの法的有効性もしくは執行可能性に関するいかなる種類の保証または表明も否定します。
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15.5 署名者の身元および権限。お客様とエンドユーザーは、電子署名リクエストの受信者の身元、メールアドレス、および署名権限を確認する責任があります。お客様は、正当に授権されたエンドユーザーのみがお客様に代わってドキュメントの署名または締結のために電子署名を使用するよう確認する責任を負います。
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15.6 署名者の条件。電子署名リクエストの受信者は、別個の条件(Google 利用規約および電子署名の署名者向け追加利用規約または電子署名の追加利用規約を含む)を承諾する必要がある場合がありますが、エンドユーザーが受信する電子署名リクエストには本契約が適用されます。
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15.7 電子署名済みドキュメントのコピーおよび保存。
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(a)Google は、すべての署名者に電子署名済みドキュメントのコピーをメールで送信し、その Google ドライブ アカウントにコピーを追加するよう試みますが、受信を保証することはできません(迷惑メールフィルタによって Google のメールがブロックされる場合や、署名者が Drive アカウントや十分な空き容量を持っていない場合など)。
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(b)お客様およびエンドユーザーは、電子署名済みドキュメントのコピーを保持すること、これらのコピーを適宜バックアップすること、および電子署名リクエストを送信した後または電子署名済みドキュメントの Google ドライブコピーへのアクセス権限を変更した後に、すべての相手方当事者が電子署名済みドキュメントのコピーを受信し、保持していることを確認する責任を負います。
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15.8 署名情報とドキュメントへのアクセス。電子署名済みドキュメントのコピー(監査証跡を含みます)には、当事者を特定するのに利用される証明書ベースの署名、署名者のメールアドレス、署名者の Google アカウント(匿名 ID など)やデバイス(IP アドレスなど)に関する情報、その他の詳細(署名日時など)が含まれる場合があります。Cloud のデータ処理に関する追加条項に基づく Google の義務を損なうことなく、お客様およびエンドユーザーは、電子署名済みドキュメントにアクセスできる者が、本条に記載する情報にアクセスできることを了承します。
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15.9 電子署名に関する地域条項。
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ブラジル。電子署名済みドキュメントをブラジル国内で使用する場合、その法的有効性に関して高いリスクを伴う可能性があります。第 15.3 条「内容および法的要件に関する責任」に記載されているとおり、また同条に基づく義務を制限することなく、お客様およびエンドユーザーは、ブラジルの法律によって契約書の署名または締結の有効な手段として電子署名の使用が許可されているかを確認する責任を負います。
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16. Assured Controls。
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16.1 全般。Google は、https://support.google.com/a/answer/13880647?hl=ja に記載されているとおり、お客様が選択した本サービスの設定と機能に従って、Assured Controls および Assured Controls Plus 向けの TSS を提供します。お客様の選択した設定と機能がお客様の目的に適したものであるかどうかを判断するのはお客様の責任です。
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16.2 Google スタッフのアクセス制御_。_Assured Controls および Assured Controls Plus の機能(アクセス承認機能やアクセス管理機能など)を使用すると、お客様は https://support.google.com/a/answer/10379605?sjid=5723963757357736231-NA に記載されているとおり、お客様が選択したデータ リージョン(上記の第 1 項「データ リージョン」を参照)の外部にいる Google スタッフが、Assured Controls または Assured Controls Plus 環境に保存されたお客様データ内に保存されている特定のプライマリ データ(「対象データ」)へのアクセスにアクセスできないようにすることができます。
17. **ストレージ制限。**お客様は、https://support.google.com/a?p=storage_by_edition に記載されているとおり、お客様の Google Workspace エディションで定められたストレージ制限を超えるような様態で Google Workspace サービス(Workspace 生成 AI サービスを含むがこれに限定されない)を使用しないこと、およびエンドユーザーにもこのような様態で使用させないことを理解し、これに同意するものとします。Google は、本項への違反に基づき、お客様のアカウントを停止する場合があります。
18. reCAPTCHA に関する通知要件。お客様は、Google Meet に関連する reCAPTCHA の使用には、Google のプライバシー ポリシーおよび利用規約が適用されることをお客様のエンドユーザーに明示的に通知することに同意するものとします。Google は、reCAPTCHA を提供、維持、改善するために必要な場合にのみ、および一般的なセキュリティ上の目的で、reCAPTCHA を通じてハードウェアやソフトウェアの情報(デバイスやアプリのデータなど)を収集します。こうした情報が前述以外の目的(Google によるパーソナライズド広告など)で使用されることはありません。
19. 地域条項。
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19.1 日本。お客様の請求先住所が日本にある場合、Gmail、Chat、および Meet は Google Connect Asia Pacific Pte. Ltd.(以下、「GCAP」)によって提供されますが、請求書の送付元は引き続き Google Asia Pacific Pte. Ltd. となります。前述のサービスに関する限りにおいて、Google Asia Pacific Pte. Ltd. は GCAP の正当な権限を有する代理人となり、GCAP に代わって契約を締結します。
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19.2 フランス。お客様は、適用される範囲において、フランスの保険情報システムに関する一般的セキュリティ ポリシー(PGSSI-S)を遵守するものとします。
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